留学に必要なもの<勉強編>
私が留学中の勉強面で役に立ったもの、日本から持ってこればよかったものを紹介します。
@キンドル
Aスマートペン
B電子辞書
C変圧器
Dパソコン
EリージョンフリーDVDプレイヤー
キンドル
最近の留学生活でキンドルの大切さは強調してもしすぎることはありません。留学中の勉強法にも書きましたが、キンドルがあれば教科書代が節約できたり、手軽に英語の読書を楽しんだり、あるいは日本語の本をダウンロードしてホームシックから救われたりします。
私は渡米するとき、きっと日本語の活字が恋しくなるだろうと日本語の本を10冊ほどトランクにつめて持っていきました。しかし1年たつ前に全て読みきってしまいました。 また、クラスでレポートを書く時、どうしても英語で読んだ資料だけではわからないとき、日本語の本がほしくなります。日本から輸入することもできますが、2週間も待てません。そんなときキンドルでサクッとダウンロードしてしまえば、こんなに助かることはありません。
スマートペン
このペン、すごいんですよ。 専用ノートにこのペンで書き込むと…
(1)ペンが録音機になっていて、授業を録音できる。
(2)専用ノートに書いた手書きメモと録音が連動していて、ノートに書いた手書きメモをペンでタッチするとそのメモを取っていた時の録音がペンから再生される。
(3)手書きメモと録音が自動的に専用ウェブサイトにアップデートされる。
アメリカの大学の授業はもちろん英語で行われます。このペンさえあれば、先生の言っていたことを聞き逃した、ノートにメモしたけどそれがなんだったか忘れちゃった…なんてことが減りますね。
専用ノートもだいたい7ドルほどです。1冊80枚入りで、中が3教科くらいに25枚ずつわかれているので1学期に1冊か2冊使う程度です。
電子辞書
もちろん電子辞書は必携です。 留学用に電子辞書を選ぶポイントは以下。
(1)サクッと立ち上がる
(2)英和・和英はもちろん国語辞典・漢和辞典・百科辞典など日本語の辞書もしっかり入っていること
(3)単語が登録できる。
(1)サクッと立ち上がる
これはかなり大切。私の電子辞書は立ち上がるのに1分くらいかかるので、授業中に先生が言ったことばがわからなくて調べようと思っても、辞書が立ち上がるのを待っている間に話がどんどん進んでしまいます。違うモデルの電子辞書を買っておけばよかったと後悔しています。
(2)日本語の辞書もしっかり入っていること
クラスメイトが全員アメリカ人で日本人は自分だけ…という状況で困るのは、アメリカ人が当然知っている知識が自分にはないときです。例えば先生がトーマス・ジェファーソンについて話し始めた時、「それ誰よ?」と思っているのは自分だけだったりします。先生はクラス全員がトーマス・ジェファーソンが誰かくらいは知っていると思って授業を進めますから、知らない自分は話についていけません。そんなとき電子辞書でサクッとトーマス・ジェファーソンの概要くらいは調べられたら助かります。そういうことを調べるのは英語辞書ではなく、日本語の百科辞典の役目です。
(3)単語登録ができる
先生によっては試験中に言語の辞書の使用を認めてくれるときもあります。私の経験では99%の先生が認めてくれました。試験中はとにかく時間がないので、単語をいちいちタイプする時間も惜しいのです。だからあらかじめ試験勉強の段階で教科書や授業プリントに出てくる単語を電子辞書に登録しておいて、試験中にさっと見られるようにしておきます。
ESLではなく、アメリカの大学生たちと一緒に受ける授業だと教科書に出てくる知らない単語の数も膨大でいちいち全部の意味を暗記しきれません。電子辞書の助けをうまく借りることが、大学生活をうまくのりきるコツです。
変圧器
以前、ドイツに留学した友人が変圧器を使わず、日本から持っていったパソコンを大学の寮のコンセントに挿したら…ボンッ…という音がして、外付けハードディスクが壊れてしまったということがありました。幸いパソコン自体は無事だったので、外付けハードディスクを購入してドイツまで送ってあげました。
こんなことがあったので変圧器は絶対必要だ!と思って、自分もアメリカに来るときに変圧器を持ってきましたが、私のいる地域のせいなのか使わなくてもなんともありません。同じ大学の日本人留学生仲間もみんな使っていません。
それでもこれから留学する人は、やはり万一のためにぜひ変圧器を持って行くことをおすすめします。
パソコン
日本の大学でもそうですが、アメリカの大学にはコンピュータールームが至るところにあります。しかしネックになるのは日本語対応していないということ。
私の大学では日本語対応のパソコンが置いてあるコンピュータールームはいくつかありますが、何せ大学のキャンパスが広いのでそこまでいちいち歩いていくのが大変。ただでさえ常に重い教科書をリュックにいれて背負っていますから、できるだけ歩きたくないのが本音。そんなときに軽くて持ち運びのできるパソコンがあればなぁーといつも思います。
ちなみにだいたいどこの大学でもwi-fiはキャンパス内どこでも無料で使用できると思います。 授業中も多くの先生がパソコン使用を認めてくれますので、パソコンでメモを取るもよし、授業中にサクッと調べ物をするもよし。 小さくて軽くて校内のどこでも使えるパソコンが便利です。
ポータブルDVDドライブ
英語の勉強のために英語のDVDを見るのはかなり有効です。アメリカにいれば近くのスーパーマーケットで格安のDVDを見つけて観る機会も多いのですが、そんなときDVDのリージョンコードが一番の悩みの種。リージョンフリーDVDドライブがあれば、アメリカで購入したDVDを日本に帰ってからも観られます。