健康保険代節約
すべての留学生は健康保険に自分で加入しなければなりません。
大学から入学許可が出れば大学の国際課から送ってくる書類のなかに健康保険の案内も入っていると思います。私も最初は何がなんだかわからなかったのでその案内書に書かれている、大学おすすめの保険会社で健康保険に加入し、イタい出費でしたが13万円ほど払いました。ですが、できるだけ費用を抑えたかった私にとって後から考えればこれは無駄な出費でした。
アメリカではいろんな保険会社が留学生用の健康保険を扱っており、もちろん会社によって値段は違います。大学が提携している保険会社が安いというわけではありません。数社の留学生用健康保険を自分で比較してみて購入することをおすすめします。大学が提携している保険会社以外で健康保険に加入してもいいかどうか、大学に問いあわせると確実です。
以下にいくつか留学生用健康保険を扱っている会社をあげておきます。私は毎年このリストの中で一番安い健康保険を購入します。毎年値段が変わるので毎年比較してみたほうが良いです。
ISP
Student Secure
United Healthcare
VISIT
健康保険の大切さ
アメリカに来て2年。幸いにも私はけがも病気もなく、病院のお世話になることはなかったのですが、アメリカ人のルームメイトが病気になりまして。アメリカの医療費の高さを実感したわけです。
ある日私のルームメイトがちょっとおなかが痛いと言い出し、病院に行きました。彼女は学生なので例に漏れず貧乏で健康保険に加入していません。病院に行くと憩室炎というよくある炎症だったらしいのですが、CTスキャンを受け、点滴を2回して家に帰されました。
そして数週間後にとどいた請求書をみてビックリ!CTスキャン代500ドル、診断と点滴で6500ドルも請求されていました。その後炎症が再発しまた病院に行き点滴治療で6500ドル、専門医のところで詳しい検査をし4000ドルも追加で請求されました。
結局病院の貧困者救済システム(よく知りませんが)によって病院でのCTスキャンと点滴代は免除され、専門医での検査も半額にしてもらえたのですが、それでも2000ドル(20万円ほど)自腹で払うことになったのでした。
もし全額支払うことになっていたら…17500ドル(175万円ほど?)!貧乏学生に払えるわけがないです。健康保険に加入しておく大切さを学び、アメリカで生きていくうえでの社会勉強になった出来事でした。