【費用を抑えてアメリカ留学】2011年にアメリカに単身渡米した貧乏日本人留学生がお届けする留学節約術

留学中の資金調達(1)アルバイト

留学生が留学中に働いてお金を稼ぐには

アルバイトとインターンシップ

の2つの方法があります。

キャンパス内でアルバイト

留学生はキャンパス内で週20時間までアルバイトをすることが認められています。キャンパス内の仕事は図書館の整理係から本屋のスタッフ、リサイクル品集め、パソコン室の番、研究所でのアシスタント、チューター、学校内の保育園のスタッフなどかなり種類があります。アルバイトとはいえせっかくアメリカで働くチャンスなので、自分の専攻に関係のある分野のアルバイトをすると、就職活動の際にアピールできます。

私はラッキーなことに大学と提携している研究所でインターンのポジションを得ることができ、自分の専門に直結した仕事をさせてもらっています。さらに自分の学部の教授たちが多く所属している研究所なので、教授たちと仲良くなれたのは学業の上でも大変役に立ったと思います。

ではどうやったら自分の専攻に関係したアルバイトを得られるか?これは大学のキャリアセンターの人が何度も言っていたことですが、「直接聞きに行く」ということです。自分の所属する学部の教授ならその教授の所属する研究所や関連の機関の情報はよくご存知でしょうし、あるいは同じ専攻の友達に聞いてみるのもいいかもしれません。何より大学内の職場は知っている人を雇う確率が高らしいので、誰か知り合いからアルバイト先を紹介してもらうのが一番です。

インターンシップ

もうひとつ留学生が合法的にアメリカで働く手段としてインターンシップがあります。

インターンシップにはCPTとOPTの2種類があります。

CPTとはCurricular Practical Training の略で、この制度を使えば在学中にキャンパス外でインターンシップができます。ただし自分のコースにインターンシップのカリキュラムがなければなりません。といってもたいていの学部にインターンシップのカリキュラムはあります。そしてこの場合インターンシップをして単位をもらうので、おそらくレポートやプレゼンテーションが課されるでしょう。

またこれはカリキュラムの一部ですので、先生がインターンシップ先を紹介してくれるかまたは探すのを手伝ってくれることになると思います。無給のインターンシップでも有給のインターンシップでもOKです。学校によってはインターンシップのクラスを何度も取れるので、1学期インターンシップとして働いた後もう1学期さらにもう1学期と働き続けることも可能です。全ては先生方の意向によるところが大きいので学部の先生に聞いてみるのが一番です。

私の場合は、学部の卒業要件にインターンシップが必須となっており、学部が開港するインターンシップのクラスを履修しました。その際担当の先生がインターンシップ先を探すのを手伝ってくれ、最終的にはその先生の知り合いの研究者が所属する研究所でインターンシップをさせてもらえることになりました。もしその研究所が大学外の期間であればCPTを利用することになったと思いますが、その研究所は大学の一機関であったのでCPTを使わずに雇ってもらいました。研究所ではプロジェクトの一員に加えてもらって仕事をし、学期の終わりにはインターンシップの成果をクラスでプレゼンテーションをしました。運よく、1学期間のインターンシップが終わった後も引き続き、次の学期からも学期中は週に20時間、冬休みと夏休みは週に40時間働かせてもらうことができ、現在1年半ほどになります。

OPTとはOptional Practical Trainingの略で、アメリカの大学(短大、専門学校、大学院など)を卒業したら留学のF-1ビザを使って1年間インターンとして働くことができます。じつは在学中にもOPTを使って学校外でインターンとして働くことができるので、自分の学部のカリキュラムにインターンシップのクラスがない場合はOPTを使って働くことができます。私の台湾人の友達もこの制度をつかって在学中に、空港内のレンタカー店で働いています。